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二度目の東北最高峰へ!

Posted by もこべぇ on 20.2018 登山   0 comments   0 trackback
前日の夜、腕時計のアラームを4:15にセットして寝たものの、暑さのために1~2時間おきに目が覚めていたせいか、4時頃には起きてしまいました。外も明るくなってきたので、電気がつかなくてもとりあえず身支度はできそうです。

布団を片付けて、1階の洗面所へ。いくら個室と言っても、隣の部屋とは薄い板1枚で仕切られているだけなので、できる限りの身支度は洗面所で済ませました。他にも出発の支度をしている人が何人もいました。洗面所の水は飲料水にもなる(しかも美味しい)500mlのペットボトル3本をいっぱいにして部屋に戻りました。飲み物はその他に、自宅から未開封で持ってきた緑茶350ml1本。これは食事時用です。忘れ物がないようにリュックにすべてをつめて部屋を出ました。

まずは小屋の前のテラスで、昨日の夜のうちに受け取ったおにぎり2個のうち1個をモグモグ。ここの小屋の朝食弁当も気に入りました。今まで泊まった小屋は、おにぎりの他に色々とつけてくださるのはありがたいのですが、お手拭きがないと食べにくいものもあったりしたので、シンプルに梅のおにぎり(大きめ)2つと、のりたまと海苔の佃煮(どちらも1食分のパック入)というのはありがたいです。

テラスで朝もやの尾瀬ヶ原を眺めながらおにぎりを食べていると、尾瀬小屋や周辺の山小屋に出入りする人たちが見えました。朝食前にちょこっと散歩して山小屋に戻る人、私のようにすっかり身なりを整えて出発する人、色々でした。尾瀬小屋に泊まっていたと思われる60歳くらいの女性と少しおしゃべり。この方はウエストポーチだけだったので、散歩から帰ってきたところのようです。これから燧ケ岳に行くことを話すと「秋の燧もいいですよ。長英新道は落ち葉のじゅうたんがきれいですよ。」とおっしゃっていました。う~ん、想像はできるけど、日が短くなって冷え込む季節の燧ケ岳…私には無理だな(苦笑)。

もう一度トレッキングシューズの紐を締めなおして5時に出発!尾瀬小屋さん、お世話になりました!

すぐ後ろから、単独行の男性が歩いてきました。見晴分岐を直進したので、この方は尾瀬沼方面に向かうようです。大江湿原に終わりかけのニッコウキスゲを見に行くのかな?私は左に折れて、燧ケ岳を目指します。

登りはじめてほどなく、ギンリョウソウに出会いました。

ギンリョウソウ

見晴新道はかなり長いことブナの森を歩いて、いいかげん登らないと眺望が開けないという情報を事前に収集していたものの、ここまでどんより薄暗い所をダラダラ歩くとはねえ…。ヤマレコで事前に時間予想をしたところ、標準のコースタイムだと見晴から柴安嵓まで4時間20分。それなら9時半頃に着ければまずまずだよね、なあんてことを考えながら歩きました。

歩き始めて30分ほどすると、「いかにも山慣れしてます」な単独行の男性に追い抜かれました。「この道ができてからこんなに乾いて歩きやすいの、初めてですよ。」と言っていました。ガイドさん?見晴新道は2014年の土砂崩れで通行止めになって2016年に一部ルートを変えて再開通。土砂崩れを起こすくらいですから、他のルートに比べてぬかるみも多いのでしょう。私も事前に調べて、下りの見晴新道は難易度が高いと知り、上りに選びました。確かに、ぬかるんでいたらこの道の下りは私には無理だわ…、と思える難所がところどころにありました。

この後、女性1人、男性1人に抜かれました。女性の方は熊鈴も付けず、トレッキングポールもなしでスイスイ登って行きました。かなり山慣れしている感じ。

5合目

ひたすら森の中を進むので眺望はないものの、直射日光もないのでかなりの好条件だったかもしれません。鳥のさえずりを楽しみながら進んでいるうち、あっと言う間に5合目です。登り始めてから1時間45分。おっ、かなりいいペース?いや、私にしては速過ぎかも。

この後も時おり水分補給をしたり、はちみつレモンキャンディやレモンピールを口にしながら登って、いよいよ8合目。さらに進んで、ようやく青空が頭上いっぱいに広がりました。

8合目過ぎて

ついに9合目。あと少し。

9合目

うわ~、尾瀬ヶ原が見える。こんなに登って来たんだなあ、と感無量、いや、まだ早い。

尾瀬ヶ原が見えてきた

鳩待峠からずっと、アブとトンボは常に視界に入っている状態。景色を撮ると、かなりの確率でトンボがフレームインしてきます(笑)。場合によっては空中のゴミみたいに映るのよねえ…(って、トンボに怒られそう。)

再び歩き始めると単独行の女性とすれ違いました。(登りで私を追い越して行った人かな?)「もう下山ですか、早いですね。」と言うと「いやあ、明るくなる前に着きたかったんですけど、キツいですね~。」…のわりには笑顔に余裕があります。見晴新道を下りに使える技術があるなら、これくらいの余裕は当然??

距離だけなら、あと少し。でも山頂手前の最後の30分の厳しさを他の山でも経験しているので、焦らず楽しみながら進むことにします。

山頂まであと少し

この山は?

どこの山

俎嵓が見えて来ました。写真だとわかりませんが、山頂で人が動いているのがわかるくらい近いことがわかり、最後のきつい岩登りも頑張れました。

俎嵓が見えた

8:43に到着う~ん…ちょっとオーバーペース?いえ、それほど疲れていません。昨晩、必ずしも熟睡できたとは言い難いし、これだけの標高だと空気が薄くてもっと呼吸が乱れていそうですが、思ったより楽に登れました。トレッキングポールのおかげ?

山頂

ここで、尾瀬小屋で作っていただいたおにぎりもう1個をモグモグ。山頂には、途中で別々に追い越して行った男性2人が談笑していました。先に私を追い越した人は山小屋で働いている方のようです。

尾瀬ヶ原
山頂から尾瀬ヶ原

3年前は、雲がかかって山頂から見ることのできなかった尾瀬沼
山頂から尾瀬沼

遠くに山々が見えるけど、名前はわからず…
山頂から

見晴新道、俎嵓の両方から人が来たり、下山を始める人もいて、柴安嵓には常に5、6人がいました。思ったよりも上りに時間がかからなかったので、私もここで写真を撮ったり他の単独行の人のためにシャッターを押してあげたりしながらゆっくり30分休憩しました。


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自分の思い出のために日記を綴っていましたが、東日本大震災をきっかけに福島の復興を願って公開することにしました。

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