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燧ケ岳下山後記

Posted by もこべぇ on 08.2015 その他もごもご   0 comments   0 trackback
ずっと前から憧れていた燧ケ岳に登ることができました。尾瀬に行くこと自体初めて、山小屋に泊まるのも初めてだった私にとって結果オーライで楽しい旅になったのは、色々な運に助けられてのことです。

出発の2~3日前から現地の天気を調べると、午後は雷雨とか登山には不向きとかマイナスの情報が多かったので、前日に尾瀬沼ヒュッテでチェックインするときでさえ、「ダメだったら今度にしよう」と思っていました。一方、チェックイン時に翌日の行動を申告するくらいなので、本当に危ないときは山小屋の方で登山中止を呼びかけてくれるのではないか、というちょっと他力本願なところもありました。

頂上でピーカンに晴れていなくても、とにかく怪我をせず転倒もせず雨に濡れることもなく下山できたのは、奇跡とまで言わないにしてもかなり運強かったかもしれません。帰宅してからヤマレコを見ると、天気に恵まれず三度目の正直で燧ケ岳に登れた、という人もいたので、やはり私はラッキーだったのでしょう。

下山中はとにかく疲れたのと足が痛いので「燧ケ岳に登るのはこれが最初で最後だな」なんて思っていたのですが、現金なもので帰りの電車の中では早くも「御池ロッジに連泊して、最小限の荷物で御池ピストンだったらイケるんじゃないか」とか「頂上まで行かなくても御池から熊沢田代なら軽いトレッキングで行けるかも」とか考えています。

直前の情報では、俎嵓と熊沢田代の間は残雪があるとのことでした。自分が歩くのに夢中で気が付かなかっただけか、尾瀬も昼間は暑く、私が登る前日に雷雨があったのでたまたま溶けて本当になかったのかはわかりませんが、雪渓を目にすることはありませんでした。

今回、誰かを追い抜くことはなく追い抜かれっぱなしだったわけですが、同じ方面に向かう人、すれ違った人の両方合わせても、男女比は9対1くらいでした。女性の単独行は、御池の下山口近くで私を追い越した長靴の女性のみ。女性だけのグループとも遭遇しませんでした。そんなところに尾瀬初めての初心者(しかも若くはない)が女一人って…やっぱり無謀だったか?

尾瀬を訪れた人がネット上でつぶやいている文言で多いのは「尾瀬にお邪魔している」という内容。私も実感しました。本当は人が簡単に足を踏み入れては行けない場所、入るにしても謙虚な気持ちで自然と向き合わなければいけない場所なのだと痛感しました。(東京から距離的には近いけれど)「♪遙かな尾瀬~、遠い空♪」という歌詞は本当でした。(余談:あの歌のせいで水芭蕉は夏の花だと誤解している人が多いようです。確かに尾瀬の短い夏の最初の方に咲くのが水芭蕉ですが、冷たい雪解け水の中で凛と咲くのであって、尾瀬のシンボルである燧ケ岳が山開きをする頃には終わっています。夏の花といえばむしろニッコウキスゲでしょう。)

持ち物と装備について言えば、登山用品専門店で買ったものは何一つありません。トレッキングシューズは防水性でそれなりの機能のものですが、それとて近所のホームセンターのような所で購入したものです。スパッツも本格的なものではなく、工事現場で働いている人が雨や雪の日に使うような防水性のレッグウォーマーのようなもので、1足数百円。シャツと長ズボンは綿100%だと濡れたときに乾きにくいので化繊で、ズボンは多少の伸縮性のあるもの(でもジャージではなく、上に着るものによってはオフィスカジュアルと認められる素材とデザイン)でした。

今回、役に立ったのはまずはメガネチェーン。正確にはチェーンではなくて紐なのですが、山中で顔の汗を拭いたり日焼け止めを塗ったりするときに、メガネをいちいちポケットに入れたりしなくて済むのが楽でした。もう一つはポケットがいくつかついたベスト。これもよくとび職のおっちゃんが着ているようなもので、背中部分がわりと丈夫なメッシュで真夏には最適でした。大き目のポケットがあるとカメラ、ティッシュ、タオル、小銭を入れられて便利です。おかげで今回はウエストポシェットなしで写真がすぐ撮れました。7月中旬に、職場近くのイトーヨーカ堂で安売りしていたものをゲット♪

今回、下りが相当難儀だったため、購入を検討中なのがトレッキングポール(ストック)。追い越した人、すれ違った人を見ても、大半がトレッキングポールを持っていました。1本だけの人、2本の人、ほぼ同数。私のようにストックなしで歩いていた人は記憶にあるだけでも1~2人…かな?ただ、これも使い慣れないとかえって怪我やペースダウンの原因になりそうなので、まずは1本買って、秋の裏磐梯紅葉トレッキング(もう行くつもりでいます^^;)で慣らしてみるのもいいかと思っています。

そして絶対に買い替えなければいけないのがリュック。内ポケットが破れたり、ショルダーベルトと本体を接続する部分のミシン目がほつれそうで危なかったり、プラスチックの部品が壊れて応急処置で3日間過ごしたり、という状態。次のトレッキングを安心安全に行うためにもこのまま使うのはやめましょう。今度はちゃんとザックカバーもそろえることにします。

来年は水芭蕉の時期に、今回は行かなかった尾瀬ヶ原を歩きたいと思っています。行くなら平日の夜行バスかな。まだずっと先のことなのに今から楽しみです






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自分の思い出のために日記を綴っていましたが、東日本大震災をきっかけに福島の復興を願って公開することにしました。

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